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目からウロコ

目からウロコ

食い道楽4@伊勢新宮

02年1月14日(月)日記より


急きょ伊勢神宮に行ってきた。
(慌てて行くようなところではないけどさ)

この日は三重県に住んでいるカレ殿のところにいたのだが、
朝からとっても天気がよく、
こりゃドライブだろうということになったのだった。
...ホントは京都で競馬の予定だったのだが、近場で済ませた。
朝7時台の電車に乗る予定が、起きたら8時だった。
前の夜に飲んだのがまずかったな。
少ないおかずでビール6本とワイン1本を空けてしまった。
控えたつもりがコレである。困った人たちだ。

いつも仕事が終わってから行くと向こうには
夜9時くらいに到着するのだが、
カレ殿はゴハン作って待っていてくれる。可愛いヤツだな。
しかし、鍋だとか焼肉といった大雑把なモンだけど。
(作ってもらっといて、文句の多いモリユ)
今回は珍しくちゃんとした「つまみ」が3品ほどテーブルに並べてあった。
「キムチ入り野菜たっぷりオムレツ」と
「エリンギと菜っ葉の炒めもの」そして定番「枝豆」であった。
枝豆は冷凍モノを水でさらして解凍するだけなんだけど、
後の料理はちゃんとフライパンを使って味付けしていたので
ワタシもビックリだった。しかも美味しかった。
これからはワタシも料理する時は本気出さねば、
台所に立たせてもらえなくなってしまうな。
(初めから気合い入れろってば)
ということで、ついついテーブルは居酒屋と化してしまい、
ビールも足りなくなって、夜遅くカレ殿をコンビニまで走らせてしまった。
こうやって改めて文章で読んでみると、何ともコワイ女のようだが、
ホントはガラスのハートなんだぜ。

さて伊勢神宮。

何だか知らないけど、ものすごい人出だった。
近くの駐車場は全て満車で、
かなり離れた河川敷の無料駐車場にとめることになってしまった。
人が多すぎてゆっくり「おかげ横町」をぶらぶらする気にもなれず、
早めに切り上げたんだけど、帰る頃(お昼1時くらい)には、
神宮方面の反対車線は大渋滞だった。
恐らく三ヶ日は県外の観光客に譲って、
三重県民は遅ればせながらの初詣でだったのか?

ところでワタシは「おかげ横町」が好きである。
ここは伊勢神宮内宮近くにある
「なんちゃって時代村」的な佇まいの一角である。

有名なのは、夏になったら食することのできる「赤福氷」だろう。
もちろん他にもたくさん美味しいものがあるんだけど、
ワタシはこの「赤福氷」が大好きで、
ここ数年は毎年食べてるような気がする。
どういうモノかというと、ぶっちゃけた話、かき氷である。
抹茶味の蜜がかかっていて、あずきも入ってるけど、
やはり名前の通り「赤福」が2切れほど入っているのさ。
しかしこの日は伊勢の地ビールと「伊勢うどん」を食べた。
「伊勢うどん」とは太くて柔らかい麺に、
醤油のように黒々とした少量のつゆをかけて食べるうどんである。
通常、伊勢うどんの麺には、どちらかというとコシがなく、
つゆも色の割には味が薄い。
なかなか美味しいって言えるような伊勢うどんに出会うのは難しいと思う。
ワタシもいろいろ食べたけど、美味しいお店は1軒だけしか知らないな。
しかもその店は伊勢神宮から程遠く、店の佇まいや立地場所も地味なので、
今も営業してるかどうか、なんとも不安である。
ここ、「おかげ横町」の入り口付近にあるお店の伊勢うどんは、
まぁまぁかな。この店では、夏になると「志摩うどん」というのも出る。
これは麺にこんにゃくが混ぜこまれていて、
伊勢うどんとは違って麺がかたい。ツルツルとした食感である。

とにかくすごい人だったので、
朝8時に起きた時にも朝食を取っていたのだが、
お昼にはもっと混むだろうということで、
11時までにビールとうどんを頂いた。
それから伊勢神宮内宮さんにお参りすると、
ちょうど良い腹ごなしになった。
残念なのはおみくじを引けなかったことかな。
(大吉を目指す女・モリユ)


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